みなさんこんにちは!名古屋市中区
千種駅から徒歩3分にある「こう鍼灸院」です。
2月8日は臨時休診をいただき、とよはし芸術劇場PLATにて開催された生と死を考える会全国協議会全国大会に行ってきました。
今大会では実行委員の一員として、約一年半にわたり、ドクターや看護師 臨床心理士、ボランティアスタッフなどとともに月一回の会議を重ね準備を進めてきました。
ホスピス(緩和ケア病棟)は
癌の終末期(余命約半年以内で治療が難しいと考えられる時)の「患者さんの身体の苦痛や精神的な苦悩を和らげ残された大切な時間を その人がその人らしく過ごせるようにする」ための医療施設です。
日本では1981年に浜松市にある聖隷三方原病院が「聖隷ホスピス」をはじめて開設しました。そこでは、必要な医療とともに人生の最期をより有意義に悔いなく過ごすためにあたたかいケアを提供することを目的としています。

大会名は少し重く難しいかもしれませんが、一般の人に向けて自分が、もしくは家族が癌になった時どのようにすることが望ましいのか、選択肢と選び方を学べるイベントです。

大会の中で、当院はホスピスに関わる
- 医療従事者
- 患者さん
- 患者さんのご家族
- 患者さんのご友人
を対象とした講座を開催しました。
講座では、闘病、看護、介護生活での体の不具合に対して簡単にできるツボの活用法から、実際にツボを押さえてもらったり、鍼治療するとどうなるのかを体験していただきました。

体験ブースでは、肩こり、腰痛、夜中に足がつる、冷え性がひどい、眠れない、自律神経の様々な症状など気になる症状に対して鍼治療を体験していただきました。

鍼灸治療は、地域医療で昔ながらの町医者的な存在です。万能ではありませんが、「鍼でできること」は鍼をして、病院が必要な時は病院を紹介する客観的に判断するための医療機関です。
今お悩みの症状は、どこの科に行けばいいのか、どこの病院に行ったらいいのかわからない時でも、ご相談いただければ治療の選択肢と、鍼灸治療でできることをお伝えさせていただきます。