3週間以上続く咳には要注意!その対処法とは

3週間以上続く咳には要注意!その対処法とは

みなさんこんにちは!名古屋市中区
千種駅から徒歩3分にある「こう鍼灸院」です。

みなさんの中に、最近

  • カゼは治ったのに咳だけが止まらない
  • 夜中から明け方にかけ咳が出やすい
  • 過去にも咳が長引いたことがある

このような症状に思い当たることはありませんか?
もしかしたら、それは咳喘息かもしれません。

喘息にはいくつかの種類がある

喘息といえば、子供が「ヒューヒュー、ゼーゼー」と苦しそうに息をしているのを想像するかもしれません。しかし、喘息には

  • 小児喘息
  • 成人喘息
  • 咳喘息

があり、アトピー型(アレルギーが原因)、非アトピー型(ストレス 天候 タバコの煙)に分類され、大人、子ども関係なく発症します。

似てるようで違う喘息と咳喘息

喘息はアレルギー疾患の一つで、慢性的に気道に炎症がおこり、気道が狭くなることで呼吸困難になったり、咳込んだりすることを繰り返します。主症状として、

  • 息苦しさ
  • ぜん鳴(ゼーゼー、ヒューヒューする)

があります。

いっぽうで咳喘息は、ぜん鳴や呼吸困難などの症状はなく、咳だけが2~3週間~数ヵ月と、比較的長期間続くのが特徴です。

咳と自律神経の関係

咳喘息の出る場所である気管は、自律神経に支配されています。昼間の活動している時間帯に、優位になる交感神経は気管を広げ咳を抑制させる効果があります。逆に、夜のリラックスしている時間帯に優位になる副交感神経は、気管を狭くする働きがあります。そのため、横になったり、布団に入っている時に咳の発作が起きやすくなってしまいます。

咳喘息は喘息に移行する

実は、咳喘息の30%から40%は、喘息に移行すると言われています。

  • 咳は続くけど
  • 呼吸は苦しくない
  • 日常生活に支障はない

と放置していると喘息に移行する。リスクが高くなるので注意が必要です。

効果的な咳喘息の治療法

咳喘息の治療

一般的に病院では、飲み薬や吸入での対症療法が多いですが、実は咳喘息には鍼灸治療が効果的です。鍼灸治療の特徴は、自律神経である交感神経と副交感神経の機能を意図的に調節することが可能で、弱った呼吸器機能を高めることができます。

また、ステロイドのような副作用もないため、小さなお子さんから妊婦さん、高齢の方 癌や難病の治療を進行中の方でも鍼灸治療をおこなうことが可能です。

最近、咳がよく出る なかなか止まらないと感じた時は、一日でも早く鍼灸治療をしましょう。

専門外来|小児気管支喘息

  こう鍼灸院  

名古屋市中区葵3-21-15 ヒルズ千種1F
千種駅 徒歩3分