膝の痛みの原因は女性ホルモンだった・・・

膝の痛みの原因は女性ホルモンだった

みなさんこんにちは!
名古屋市中区 千種駅から徒歩3分にある「こう鍼灸院」です。

今回は、女性ホルモンと膝の痛みの関係性についてお話します。

膝の痛みは加齢やスポーツだけでなく、実は女性特有の原因があることを知っていましたか。
普段あまり意識を向けることがない膝ですが、ちょっとした動きでも強い痛みや違和感が出るような場合、女性のホルモンバランスととても深い関係があります。

一般的には45〜55歳くらいの時期は、閉経にともない卵巣の働きが衰え、女性ホルモンのひとつであるエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が急激に減少します。

エストロゲンの変化

多くは加齢やエストロゲンの減少によって関節を支えている軟骨や、筋肉の衰え、関節内の水分減少に加え、血流が悪くなることによって膝に痛みが起こるといわれています。そのため、女性は50代くらいから顕著に膝に違和感が出てくる方が多くなります 。

しかし、妊娠や出産を経てから膝の違和感や痛みに悩む女性も少なくありません。実はこのケースもエストロゲンが、関係している場合があります。

 産後は出産による骨盤の開きや足腰の筋肉疲労などに加え、ホルモンバランスの崩れが影響し、痛みの原因になっていることがあります。このエストロゲンは、女性にとってとても大切で月経や妊娠出産だけでなく、皮膚や骨・内臓・筋肉・血管など、全身の働きにも大きな影響を与えます。

 年齢が若いからと安心し、放っておくと日常生活に支障をきたすこともあるので注意が必要です。

すこしでも痛みを感じたら、すぐに適切な治療や対処をしましょう。 一般的に膝が痛い=整形外科ですが、画像診断に映らないような女性ホルモンからの痛みは解決できません。 しかし、鍼灸治療は、膝の痛み・違和感の治療に加え、同時にホルモンバランスの乱れを整えるのにとてもいい治療法のひとつです。

もちろん原因は一つではないため、患者さんの年齢や症状、周囲の環境などの違いに合わせて1人ひとりにあった治療をしていきます。 痛みを軽く考えていると、将来膝の変形に繋がるリスクが高くなります。

若いからと放置せず早めにご相談ください。

  こう鍼灸院  

名古屋市中区葵3-21-15 ヒルズ千種1F
千種駅 徒歩3分