みなさんこんにちは!
名古屋市中区 千種駅徒歩3分
自律神経専門の「こう鍼灸院」です。
最近、子供の目覚めが悪い、学校を休むことが増えてきた、そんな悩みを持つ親御さんに知ってもらいたい病気があります。
みなさんは、思春期の子供に多い、起立性調節障害という病気を知っていますか。
起立性調節障害とは
起立性調節障害は、自律神経の働きが悪くなることで発症する病気です。
自律神経には、活動時に働く交感神経(血管収縮・心拍数の増加・血圧上昇etc…)と、安静時に働く副交感神経
(血管拡張・心拍数の減少・血圧下降etc…)の2つがあります。
生活リズムの乱れやストレス、気候 環境の変化などが原因で交感神経の働きが悪くなり、その結果、起床時や起立時に身体や脳への血流が低下し、
- 朝起きられない
- 立ちくらみやめまいを起こす
- 腹痛や頭痛
- 倦怠感がある
- 入浴時に気持ち悪くなる
- 午後になると元気が出てくる
などの症状を引き起こします。
これらの症状により、学校を遅刻・欠席する回数が増えていき、不登校になってしまうケースもあります。
春から夏にかけて起立性調節障害がひどくなる
また、起立性調節障害は夏に増える傾向があるのも特徴です。
それは、体温調節をする血管との関係があります。
寒い冬は、自然と血管を収縮して熱を逃がさないようとするのに対し、暑い夏は自然と血管を拡張して熱を逃がそうとします。
起立性調節障害は、血管収縮に関与する交感神経の働きが悪くなる病気なので、自然と血管が収縮しやすい冬より夏に増加 悪化しやすくなるという傾向にあります。
起立性調節障害の治療

そんな起立性調節障害は、病院に行けばすぐに治るとういう簡単なものではなく、薬や治療法も明確には決まっていません。
何をすればいいのか?どんな治療法がいいのか?分からないことが多く迷われると思います。
そこで自律神経専門、特に自律神経の働きが不安定な思春期専門の鍼灸治療を選択肢のひとつにしていただきたいと思います。
専門外来|起立性調節障害