みなさんこんにちは!名古屋市中区
千種駅から徒歩3分にある「こう鍼灸院」です。
前回、ご相談が増えている過活動膀胱についてご紹介しました。
今回は、過活動膀胱と診断されていない、泌尿器科で相談したことのない方向けに、過活動膀胱のセルフチェックをご紹介します。
過活動膀胱とは
過活動膀胱とは、膀胱が過敏になって、尿が十分にたまっていなくても、ご本人の意思とは関係なく膀胱が収縮する状態です。その結果、急に尿意をもよおしたり、何度もトイレに行きたくなったりということが起きやすくなります。
過活動膀胱の症状
大きく、以下の4つの症状がみられる場合には、過活動膀胱の可能性が考えられます。
尿意切迫感
急に起こるおさえられない尿意。
昼間頻尿
起きている間、頻繁にトイレに行き、それが辛い状態
(目安8回以上)。
切迫性尿失禁
急に尿意が起こり、トイレに間に合わず、尿が漏れてしまう症状。
夜間頻尿
眠っている間に尿意で目が覚め、トイレに行き、それが辛い状態(目安2回以上)。
過活動膀胱症状チェック
最近の排尿状態を確認しましょう。以下の症状がどれくらいの頻度であるか、この一週間のあなたの状態にもっとも近いものを、ひとつだけ選んで点数を足してください。
- 7回以下 (0点)
- 8~14回 (1点)
- 15回以上 (2点)
- 0回 (0点)
- 1回 (1点)
- 2回 (2点)
- 3回以上 (3点)
- なし (0点)
- 週に1回より少ない (1点)
- 週に1回以上 (2点)
- 1日に1回くらい (3点)
- 1日2~4回 (4点)
- 1日5回以上 (5点)
- なし (0点)
- 週に1回より少ない (1点)
- 週に1回以上 (2点)
- 1日に1回くらい (3点)
- 1日2~4回 (4点)
- 1日5回以上 (5点)
質問3が2点以上で全体の合計3点以上:過活動膀胱の疑い
疑いがある場合:5点以下軽症、6-11点中等度、12点以上重症
結果はいかがでしたか?

疑いがある人、もしくは疑いがなかった人でも、尿の心配をお持ちの方はお気軽にご相談ください。過活動膀胱は、膀胱の問題というよりも他に原因があります。鍼灸治療では、尿に関係のあるホルモン、神経に働きかけ、尿のトラブルを解消します。
次回は、過活動膀胱について、もう少し詳しくご紹介します。