妊娠につきもの、よだれつわりを楽にする方法

妊娠した妊婦とつわり

みなさんこんにちは!名古屋市中区
千種駅から徒歩3分にある「こう鍼灸院」です。

妊婦さんの多くが経験する「つわり」、今回はその中でも妊娠後期まで苦しむ人が多い、「よだれつわり」について分かりやすくご紹介します。

つわりのタイプについて

よだれつわりの治療

つわりにはいくつかのタイプがあります。

においに過敏になる「においつわり」、食べても食べなくても気持ちが悪くなる「食べつわり」、一日中 吐き気や嘔吐を伴ったり、水でさえ吐き出してしまう「吐きつわり」、そして、よだれが増えて止まらない「よだれつわり」です。

つわりは早い妊婦さんで妊娠5週目頃から出現し、症状のピークは10週ごろとされ、胎盤が完成する15~16週ごろになるとほとんどの人は症状が落ち着いてきます。

よだれつわりの特徴と原因

つわりには、はっきりとした原因は分かっていませんが、胃腸の機能低下や妊娠によるホルモンバランスの変化が原因ではないかと言われています。

よだれつわりの特徴には、

  • 延々と出てきて飲み込むのも気持ち悪い
  • 飲み込もうとすると咳込んでしまう
  • 口の中がずっとネバネバしている
  • 自分のよだれで吐きそうになる

などがあげられます。

しかし、つわりは妊娠継続に必要な体の反応なため全く無くすことはできません。大切なことは、心身への負担を少なくし、体力を消耗しないようにすることです。そこで妊婦、つわり専門の鍼灸治療が役に立ちます。

よだれつわりと鍼灸

よだれつわりと鍼灸治療

鍼灸治療には、

  • 胃腸機能を高める
  • ホルモンバランスを整える
  • 自律神経を安定させる
  • 免疫力・代謝を上げる
  • 血流を改善し凝り固まった筋肉を和らげる
  • メンタル面のサポート  

などの効果があります。

鍼やお灸で体を整える事で、汗や尿として排出される水分も増えるため、よだれつわりによる唾液症状が抑えられます。また、鍼灸治療はつわり症状の緩和だけでなく、妊娠時のマイナートラブルである

  • 眠りが浅い
  • 足がつる、むくむ
  • 腰痛
  • 逆子
  • 妊娠性鼻炎や皮膚炎

なども対応できます。

ワンポイント

外出時、仕事時には、空のペットボトルにカバーをつけて持ち歩くと、人目を気にせずいつでもこっそり唾液を吐き出せて安心です。就寝時には枕にタオルを敷いたり、枕元に洗面器や袋を用意しておくとよいでしょう。

当院はお子さんと一緒の来院も可能です。毎日苦しい思いをして過ごしている方は一度ご相談ください。

専門外来|つわり

  こう鍼灸院  

名古屋市中区葵3-21-15 ヒルズ千種1F
千種駅 徒歩3分